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ゴリラとエアーナビ、どっちが買い?(2ページ目)

昨年秋に登場したサンヨーゴリラNV-BD600DTと先に発売済みのカロッツェリア・エアーナビ。2台のポータブル通信ナビを機能比較。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

電場番号検索データが豊富なNV-BD600DT

ナビ機能にも違いがある。まず検索データだが、住所検索はNV-BD600DTが約3,400万件に対してエアーナビが約3,500万件と、ほぼ同等。電話番号検索はNV-BD600DTが職業別データ約1,000万件+個人宅データ約3,000万件の計約4,000万件と、約700万件のエアーナビを大きく上回っていて、ジャンル検索もNV-BD600DTが約450万件に対してエアーナビは約180万件と、NV-BD600DTのほうが多い。
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NV-BD600DTは個人宅の電話番号検索が可能

道案内の機能は、NV-BD600DTのほうがより普通のカーナビに近い。エアーナビも側道イラスト表示や方面看板案内、高速分岐イラスト表示などを表示するが、通常の交差点拡大図は地図をデジタルズームしたパターン。対してNV-BD600DTは、ランドマーク付きの交差点拡大図を表示するし、主要交差点では3Dリアル交差点拡大図も表示する。運転に慣れているならエアーナビの案内で十分だが、NV-BD600DTのほうが案内に関してはより親切といえる。
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NV-BD600DTの交差点拡大図。ランドマーク付きのわかりやすい案内

測位性能はエアーナビに歩が

測位精度に関しては、NV-BD600DTもGPSだけで位置を割り出しているにしてはそこそこ正確で、トンネル内などGPSの電波が受からない場所でも自車マークが動くし、GPSの電波を受けていれば、自車マークがふらついたりせず、安定している。対して、エアーナビはジャイロセンサー&加速度センサーを内蔵し、オプション追加で車速信号を取り込むこともできる。測位精度に関しては、エアーナビのほうが有利ともいえる。

操作性だが、両者ともタッチパネルを採用しているが、操作に対するレスポンスは、NV-BD600DTのほうが快適。エアーナビもバージョンアップによって、ずいぶん操作レスポンスが向上し、遅いという不満はなくなったが、NV-BD600DTのレスポンスの早さは心地いい。

それぞれ独自の機能を挙げると、NV-BD600DTは盗難多発地帯警告機能やエコドライブ機能を搭載。エアーナビは通信機能を使ってガソリンスタンドを周辺検索したときにガソリン価格を比較できたりする。

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