カー用スピーカーは取り付けが最重要

クルマの中で音楽をいい音で楽しむには、スピーカーの取り付けが重要なことは、これまで何度もお伝えしてきた通り。エンクロージャーに組み込まれた家庭用のスピーカーと違って、カー用のスピーカーはユニットのみ。ドアに組み込むことで初めて家庭用のスピーカーと同じ状態になるわけで、取り付け次第でスピーカーの能力を発揮できるか否かが決まってしまうのだ。

中でも重要なのは、スピーカーの固定と、ドアの鉄板のデッドニングという作業。スピーカーの固定強度を高めることで、振動板のエネルギーがしっかりと前に押し出されるようになり、ドアの鉄板をデッドニングすることで、鉄板の不要な振動を抑えて、クリアな音だけを聞くことができるのだ。

誰でも簡単に確実に高音質を獲得できる!

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インナーバッフルハイグレードパッケージはトヨタ、日産、ホンダ/BMWミニ、ホンダ/三菱、スバル、スズキ/VW、マツダ/フォード用を用意。各22,000円
そんなスピーカーの取り付けを手軽に可能にするキットが、カロッツェリアから登場した。名付けて「サウンドエンジニア」。シナ合板を使ったインナーバッフルと遮音クッションがセットになったスタンダードパッケージと、ハイブリッドメタルダイキャストインナーバッフル/遮音シート/4層構造吸音・制振マルチファンクションマット/2層構造防音パッド/2層構造遮音クッションがワンパッケージのハイグレードパッケージの2種類があるが、注目はハイグレードパッケージである。

このハイグレードパッケージはドア内にある防水用のビニールを捨てずに残したままで施工できるのが画期的。通常、デッドニングというと、ドア内の鉄板のサービスホールを塞ぐのが必須で、このとき防水ビニールを剥がすが、カロッツェリアのキットは、ビニールの上から施工するので元に戻すのも楽だ。

施工は簡単だが制振効果は極めて高い

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500Hz付近のディップが無くなりスムーズな特性に
しかも、効果は一般のデッドニング以上というからすごい。スピーカーを固定するインナーバッフルも、一般的にはMDFとか合板等の木材を使用するが、このキットのインナーバッフルは、ハイブリッドメタルダイキャストだから、剛性はきわめて高い。

このキットに関しては、後に実際にクルマに施工する方法も含めてレポートする予定なので、しばしお待ちを。

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