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イクリプス・ナビはキレで勝負!

今夏、登場した各社の多機能AVナビは、フルモデルチェンジしたものが多い。そこで各社が新採用した注目の技術や機能にスポットを当てて、新カーナビをウォッチ。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

映像と音のキレがいいナビ、イクリプス

イクリプスの新AVNが追求したのは映像と音のキレ。音のキレはスピーカーとの共同作業になり、別売りのTDシリーズスピーカーが必要だから、ここはまず、映像のキレを高める技術にスポットを当てたい。

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AVN778HD(341,250円)は高画質技術をフル装備
全モデル、高画質化に力を入れたイクリプス08年AVNの中で、高画質化に最も有利なスペックをもっているのが2DIN一体型のAVN778HD。このモデルだけがWVGAモニター、デジタル伝送&デジタルTFT液晶、ヴィヴィッド・ビュー・プロセッサーという高画質のためのフルスペックを装備している。

映像伝送&ディスプレイをデジタル化

WVGAモニターはハイスペックHDDナビのすべてが採用しているので、いまさら強調する必要はないと思うが、注目は映像信号の伝送&TFTのデジタル化。これまでのTFT液晶はアナログ信号に変換してディスプレイ表示していたから、変換時にノイズが発生したりしていた。

ところがAVN778HDはデジタルの映像信号をディスプレイまで伝送し、そのままディスプレイに表示するから、信号伝送中にノイズが飛び込む心配が無く本来の映像品質を、そのまま発揮できるというわけ。またデジタル化により、黒がより深く引き締まり、ディスプレイの色温度を大幅に引き上げたため、白の発色もきれいになった。しかも、輪郭ににじみがなく、文字もはっきりくっきり。昨年モデルと比べると、大幅な画質アップだ。

普及機にも高画質技術を採用

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ヴィヴィッド・ビュー・プロセッサーは輪郭と彩度、コントラストを高度にデジタル補正し、高画質を実現
ヴィヴィッド・ビュー・プロセッサーは昨年モデルにも搭載。これは輪郭補正と彩度補正、コントラスト補正を高度に行うデジタル技術。メリハリがあり、鮮やかで立体感のある映像を実現する。これらは、地デジやDVDの映像だけではなく、ナビの地図やメニュー画面にも有効で、操作性の向上にも役立っている。

そしてデジタル伝送&TFTとヴィヴィッド・ビュー・プロセッサーは、WVGAモニター採用のAVN778HDだけではなく、EGAモニターのリーズナブルAVN、AVN668HDにも採用。実は、こちらの映像が大幅に向上しているのが驚きで、価格対満足度で考えたら、こちらのほうが上かも知れない。上級機の陰に隠れがちだが、実質的な主力モデルは、こちらのAVN668HDだと思われる。
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AVN668HD(オープン価格)にもデジタル伝送&TFTとヴィヴィッド・ビュー・プロセッサーを採用。EGAモニターながら高画質を実現
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