より大きく、より存在感を増して

メルセデスの最上級大型クーペには、よりパーソナルでスポーティーな2シーターのロードスター、SLクラスと、ラグジュアリーな4シーターのクーペ、CLクラスがある。今回このメルセデスのCLクラスが、モデルチェンジをした。

メルセデスの最上級ラグジュアリークーペが、CLクラスだ。

そのサイズは、5075×1870×1420mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2955mmとクーペとしては超大型。先代モデルと比較しても全長で75mm、全幅で15mm、ホイールベースは70mm伸びている。CLクラスはSクラスの2ドアクーペ的ポジションではあるが、そのサイズもやや短いホイールベースと低い全高を除けば、4シーターのクーペでありながら、なんとFセグメントの4ドアセダン、Sクラス並みを誇る。

そのサイズはSクラス並みで、のびやかで豊かなボディデザインを実現する。ボディサイドを駆け上がるキャラターラインは、最近のメルセデスに共通するデザイン。

そしてその路上での存在感は、先代にも増して大きい。メルセデスは、新型Sクラスでも先代のスポーティーにし過ぎた反省を踏まえ、ストロングでステイタスのあるドイツ的方向へデザインをリバランスした。新型CLクラスでも同様だ。たとえばSクラスと同じように、力強く盛り上がったフロントフェンダー。サイドヴューで見て角度を起こし立て、プランヴューで見て中央で折り、より立体的になったフロントグリル。ボディサイドを駆け上がるキャラクターラインは、Aクラス、Bクラス、CLSクラス、Rクラスなど最近のメルセデスのデザインアイデンティティーとも言えるもので、躍動的で停止している時でさえ、動感や前進感を強調し、走り去る様も美しく見せる。これらのデザイン要素に加え、大きくなったサイズが、その存在感を強調する。

Sクラス同様盛り上がったフェンダーは、力強い。