オーナー訪問No.9 「徹底主義」のカイエン＆W124(2ページ目)

徹底使用されるウッドパーツ

メルセデス選択の理由は「安全性です。つぶれていい所といけない所をきちんと作り分けるなど、何十年もの安全性の蓄積が違います」。E500-5.8は、まずエンジンを5.8Lに換装、マグネシウムホイールは26万円/1本（！）、専用のブレーキシステム、オリジナルマフラーなど。インテリアはジャーマンレザーのレカロ2脚に、ウッドパーツを純正のウォールナットブラウンからホワイトバーズアイウッドに変更。さらに、プラスティックや金属パーツだった所も、この天然のホワイトバーズアイウッドに変更されている。


E36T-AMGは、オーバーフェンダーにホイールなど。インテリアは、タイガーブラックウッドとカーボンのミックスに変更。シートレバーやドアキャッチなど、こんな所にも？と思える所まで、この天然のタイガーブラックウッドが使われている。オーディオもナカミチのオリジナル。「飽きずに乗れるのがいいです」と加古さん。


「本気でいいと思ったものしか薦められない。いいと思ったらオリジナルで作ってしまう。それに共鳴してくださった方が、お客さんになってくださる」という加古さん自身が個人として好きでこだわったカスタム＆モディファイは、そのままカイエンやメルセデスW124好きのお手本になるものだろう。