もてなしの心

天井だけでなく、シート足元をほんのり照らす足元照明。

またスマートキーを身に着けてさえいれば、握るだけで開錠されるドアハンドルを開け乗り込むと、乗りやすいように上がっていたステアリングが下がり、メモリを押せばシートは適正なポジションに戻る。天井だけでなく、シート下足元を優しく照らすアンバーの足元照明。そしてエントリーしやすいように誘導してくれるシートベルトアンカー照明。針、目盛りと順番に点灯するオプティロンメーター等、それはまるで玄関先で迎えてくれる女将さんのようだ。随所に見られる「もてなしの心」こそ、他の高級車とは異なるセルシオの特長だろう。

シートベルトアンカー照明。実に繊細な心配りだ。 撮影:松本明彦

「YETの思想」と「源流対策」

本当にエンジンはかかっているのか?と確認してしまうほど静かなアイドリングから、6ATは段つきを全く感じさせずに静かにそして力強く加速してゆく。セルシオのプロモーションビデオにあった、アイドリング中のエンジン上に載せたワイングラスの水さえこぼれない映像は、まさしく本物だ。この静粛性はメルセデスのクルマ作りにも影響を与え、、ジャガーもセルシオのV8エンジンを徹底的に研究したと言われる。そして先代から伸びたホイールベースと全高とあいまって、助手席や後席の家族ゲストとも、寛げる静けさ広さを実現した。

大出力にもかかわらず低燃費、操安性に優れさらに乗り心地もいい等、相反する目標を両方とも高い次元で両立させる「YETの思想」。源流に遡り、発生源から騒音が発生しないよう、素材を選び設計する「源流対策」。精度の高い部品を製造組み立てるため、その製造する機械から作り直す等、従来のクルマとは、まったく異なる発想で作られたのがセルシオだ。

「圧倒的な高品質と静粛性」そして「もてなしの心」が、ジャパンオリジナルの高級車、セルシオの魅力と言えるだろう。
夕景に映えるセルシオの存在感 撮影:松本明彦



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