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トヨタとダイハツが共同開発したコンパクトカー パッソ&プーンをチェック(3ページ目)

女性ユーザーを意識した新しいコンパクトカーが登場。実際の使い勝手や、チャイルドシートを乗せるなどファミリーユースとして使った時の実力をチェックしてみました

執筆者:森山 みずほ

さてここで経済性・・という言葉が出たところで、気になるお金の話しについても、少し触れてみましょう。
 燃費が良く、環境にも優しいパッソは全車グリーン税制の対象となっているため、たとえば1Lモデルならば、自動車税と自動車取得税を合わせて、なんと3万円が軽減されます。また燃費に関しても軽自動車と同等か、それ以上と良く、とくに中高速域での実用燃費は、明らかにパッソのほうが上。ガソリン価格が上昇している今、距離を走る人にとっては、この燃費の差というのも見逃せない部分。

そして車内の雑菌やカビ菌を不活性化し、車内を清潔に保ってくれる除菌イオン、電子カードキーを携帯しているだけで、鍵を出さずにドアの開閉やエンジンのオン/オフが行えるキーフリーシステム、さらにちょっとした汚れならサッと拭き取るだけで取れる防汚シートや花粉などを除去してくれるクリーンエアフィルターなどなど、充実装備のFパッケージでも、1LのFFモデルで109万2000円(税込みです)! 装備や燃費などトータルで見ると、まさに軽自動車も真っ青の経済性を持っているのも、パッソの大きな魅力なんです。

クルマに求める嗜好性は人それぞれ。でも凝った機能や、持て余すほどの走行性能はいらない。シンプルで使いやすく、そして何より安心して走れるクルマが欲しい、と願う人にピッタリなパッソ。

コンパクトカーと言うと、女性のクルマ・・と考えがちですが、押しつけがましさが無くプレーンな雰囲気のパッソは年齢、性別に関係なく、誰もがクールに颯爽と使えるクルマになっています。

ボディカラーも9色が用意されていて、スポーティにもエレガントにも表情は変化。個人的にはミントブルーやライムグリーンなどが、なかなか爽快でオススメ。ぜひ一度実車でチェックしてみてくださいね。

パッソはまさに無理無駄を嫌うダウンサイジング志向の現代にマッチした、新しい価値観のクルマなんですね。
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