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★クルマのプロフィール
ヴィッツ兄弟の６番目となるイスト。様々な個性を持った兄弟達でしたが、６男は“ＳＵＶテイストの乗用車”という役割に。というと、なんだか難しそうですが、要は良いとこどりをした内容になっているわけです。まず特徴的なのはそのスタイリング。カッコ良さをテーマにデザインされたそのスタイルに男臭さを感じなくもないですが、実は「キャリアウーマンのような、颯爽とした女性」もこのクルマのターゲット。
そのため、例えば室内のセンターコンソールの小物入れは、
中身が見えづらいようにドアを設け、さらにその扉は照明付きで、夜間ほのかな光をドアの開閉時に放つように、なぁんていう演出も。そんな演出、目に映る部分の仕上がりは、なかなか印象的なのですが、財布などを気軽になげこめるような、ざっくり間口の大きな収納ポケットが無いのが残念な部分でした。
しかしボディがヴィッツよりも一回り大きいだけあって、荷室も広くワゴン的な使い方も可能。
これもイストの特徴の一つ。さらにヴィッツと比べると、ボディが強化されたことで衝突安全性が向上しているのもポイントです。
走りは？
走ってすぐに感じたのが、静粛性と乗り心地の良さ。しっかり感があって、それでいて動きは軽快。この乗り心地の良さは、きっとシートの効果も大。クッションパッドも振動吸収性に優れたものになっていたりするので、その効果もありますね。
またヒップポイントがヴィッツよりも上がっているので、運転席からの見晴らしはヴィッツより良好。これも運転のしやすさの大きなポイントです。
エンジンは２種類、１．３Ｌと１．５Ｌを用意。街中メインならばオススメは１．３Ｌ。全体的なバランスが良く、スムーズで走りやすい。絶対的な速さはないけれど、扱いやすさは十分。１．５Ｌのパワー感は、高速道路の合流のような、かなりアクセルを踏み込み高回転まで回った時に感じるもの。だから普通に乗っている分には、1.5Ｌのメリットはあまり感じず、逆に１．３Ｌの軽快感のほうが好印象に思えたのでした。
どんな人にオススメ？
コンパクトカーが欲しいけど、カッコ良く乗れる車が欲しい・・という人にぴったり。デザインはとにかく個性的だし、大人４人がちゃんと乗れるし、荷物もしっかり積める。ちょっと大人の使えるコンパクトカー、という雰囲気のクルマなのです。
全長×全幅×全高 3855×1695×1530（mm）
排気量 1.3Ｌ／1.5Ｌ
価格 1.3Ｌ 118～130万円
1.5Ｌ 142～165万円
ボディカラー全8色
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