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女性の運転上達法 テクニック編 心配りで、運転が上手くなる!

難しい技術を習得しなくても、ちょっと周りの動きに気を配らせるだけで、グッとクルマの動きをスムースにするとが出来るんです。誰でも出来る、簡単、スムースドライビングのコツを伝授

執筆者:森山 みずほ


○○かも・・と予測をして運転することが、スムースなドライビングにつながる!


運転が上手くなるには、技術を磨かないと、と思ってる人、多いですよね。でもね、上手い運転(スムースなドライブ)は、技術だけじゃなく、頭もフル活動させることも大切なんです。
ちなみに道を走っている時に、あなたは何を考えてますか? 
運転の上手い人って、実は運転中にたくさんの【○○かも】ということを考えています。例えば信号のない交差点が近づいたら「人が出てくるかも」と思いブレーキペダルに足を乗せておいたり、渋滞の一般道で横にクルマが出てきたら「このクルマは右折するかも」と考え、自分が前につめるべきか、クルマ1台が通れるほどの車間距離をあけて停車するか? の判断を下します。
 そうやって色々なことを考え、自分だけでなく、周りのクルマの流れもスムースに行くよう心配りが出来ると、自然と自分自身の運転(動き)もスムースになってくるんですね。
 逆に何も考えないで走っていると、突然何かが目の前で起こることになるから、精神的にもパニックになっちゃて、対処が遅れて、よけいクルマがスムースに動かなくなるんです。

だから○○かも・・と予測をして運転することがポイントになってくるのです。
でもこう言うと「運転するので精一杯で、そんなこと出来ない」と何度か言われました。しかしそれは逆。周りが見えてないから、運転することにいっぱい、いっぱいになっちゃうんです。周りを見るようにしていくと、自然と他のクルマの動きや道の流れが読めてくるんですよ。そうなると気分的にもどんどんゆとりが出てきて、運転もラクになってくる。
 一番顕著な例が、タクシーの後ろを走っている時に「ああ、このタクシー停まるかも」と、クルマの動きを見てて予想できてくるんです。そうすると、いつ前で停まっても大丈夫なように少し車間を多めにとって走ることができて、突然前で停まられても、急ブレーキをかけなくてすむし、余裕を持って追い抜くことも出来てくるんです。
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