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ルノー・ジャポンが日産の一員になったわけ(2ページ目)

今年4月、ルノー・ジャポンはそれまでのフランス・ルノーの日本法人という立場を離れ、日産グループの一員、具体的には日産トレーディングに業務が移管された。その理由と今後の展望を、徳山公信COOにうかがった。

執筆者:森口 将之

日本ではなかなかメジャーな存在になりきれないルノー。そんな状況を打破するために、新生ルノー・ジャポンはどのような策を考えているのか。ルノー・ユーザーのひとりとして見ると、日本の自動車メーカーがバックにつくのは心強い反面、多くの販売店が日産車との併売という現状は、ブランドイメージを確立する点ではマイナスに思えるのだが。



「これまでも、物流などの分野では協力体制にありましたが、今後はサービスやパーツなどの分野でも、日産とのシステムの一元化を進め、効率化を図っていくつもりです。ただし販売店では、いたずらに数を増やすことよりも、ルノーを売りたいという熱意のあるディーラーを育てていきたい。日産車との併売ではない、専売店を増やしていくことも目標としています」

新体制になって早くも変わったことがある。『あなたに素敵と快適を。Myフレンチスタイル・ルノー』という新しいスローガンを掲げたことだ。これは、フランスのクルマ、日々の生活を彩るクルマであることを前面に押し出していきたいという方針の現れといえる。そんな新生ルノー・ジャポンの今後についてもうかがってみた。



「今年の後半は、新型ルーテシアにルノースポール(RS)を追加し、メガーヌのマイナーチェンジをハッチバックから順に行っていきます。その後もラインナップの拡充を積極的に行っていくつもりで、たとえば現在は販売を中止しているトゥインゴを、新型への移行を機に再投入することなどを考えています。そして2009年までに販売台数5000台、ネットワーク90店舗を目指します」

今回のニュースを最初に聞いたとき、ニッポンのルノーの将来に不安を抱かなかったといえば嘘になる。しかし今回、徳山氏に直接話をうかがうことで、日産への移管はむしろいい結果をもたらすのではないかという気がしてきた。日本を知り尽くした会社をバックにつけ、外国車を扱うエキスパートが率いる新生ルノー・ジャポン。ジャーナリストとして、そしてユーザーとして、今後の動きを期待しつつ見守っていきたい。

photo(人物):篠原晃一

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