ルノー/その他のルノー車

グランセニックでプチバカンス(2ページ目)

ルノー・セニックの2代目が日本上陸。新型は3列シート7人乗りのグランセニックが輸入されることになった。東京~軽井沢往復という、いつもとちょっと違うルートで、その実力をチェックしてみた。

執筆者:森口 将之



これ以外にも収納スペースは多彩で、運転席と助手席の下には引き出し、フロント/セカンドシートの足下にはアンダーフロアボックス、フロントドアにもポケット以外にボックスがある。ほとんどが2ヵ所ずつ用意されているのは、子供が2人いるときにケンカにならないようにしたためだという。ちなみにセンターメーターは、乗った人全員から見えるようにという目的もある。家族みんなが楽しく過ごせるように作られた、真のファミリーカーだ。



セカンドシートは旧型と同じセパレートタイプで、それぞれスライド・リクライニング、折り畳み・取り外しができる。広さはかなりのもので、スライドをいちばん後ろにセットすると、身長170cmの自分が前後に座ったとき、ひざの前には約20cmもの空間が残る。着座位置はフロントより一段高めで、グラスルーフのおかげもあって解放感は抜群。座り心地はフロントシートとほとんど差がなかった。



サードシートもセパレートタイプ。折り畳みが前提の作りで、折り畳みも引き起こしも背後の赤いヒモを引っ張るだけのワンタッチだ。でも座ってみると、クッションは薄いがサイズは小さすぎず、高さや傾きもきちんと確保してあって、セカンドシートを前にスライドさせれば楽に座れる。このサードシートを含めた全席に3点式シートベルトを用意しているのは、安全性を重視するルノーらしい。
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