ルノー・セーフティプログラム　すべての人に安全を(6ページ目)

加えてルノーは、交通安全をテーマにした絵画コンペもヨーロッパで実施している。いずれの作品も子供ならではの豊かな想像力が感じられるほか、事故現場などのリアルな場面を絵にしているものもあり、彼らなりに真剣に安全というテーマに向きあっていることが実感できた。


インターネットでは専用のウェブサイト「Safety for all-Renault」も用意している（http://www.safety-for-all.com/）。クイズをしながら楽しく交通安全を学ぶことができ、親や先生向けのページも用意されている。こちらは日本人でも見ることができるので（ただし仏語・英語のみ）、気になる人はのぞいてみてはどうだろうか。


ルノーはモータースポーツの世界でも、フォーミュラルノーなどエントリークラスのイベントを熱心に行っている。子供の安全を大切に考えるという思想は、これに通じるものがある。どうやらルノーは「育て好き」なメーカーのようだ。元国営企業ということもあるのかもしれないが、乗り味同様「人間の匂いがする」研究開発に感じられた。