ついにその全貌が明らかになった!ランボルギーニ・ガヤルド(発音はガーヤルドに近い。アクセント位置はヤのa)。ムルシエラゴに次ぐ新生ランボルギーニ期待の新型モデルの登場である。
まずは公開されたスタイリングをじっくり眺めて欲しい。全体的なイメージはムルシエラゴ=新生ランボルギーニのアイデンティティ、を上手く活用したものだ。特にフロントセクションにはその意志を強く感じる。デザインはジウジアーロの案を元にランボルギーニ・チェントロ・スティーレで仕上げたもの。そのチーフはムルシエラゴをデザインしたドンカーヴォルケだ。
基本的にはキャブフォワード、ロングホイールベース、ショートオーバーハング、ワイドトレッドのワンモーション”くさび”系フォルム。すなわちカウンタック以来のランボルギーニの伝統を守るもの。
リアに向かって絞り込まれたキャビン、逆に拡がっていくリアセクション、そして可動式リアスポイラーを備えるなど、ムルシエラゴに負けず劣らずの個性的なスタイリングだ。リアスタイルも然り。彫刻的なライン、左右2本だしのマフラーなどが目を引く。