サンタアガタ(ボローニャ):9月8日
”ムルシェラーゴ”。なんて覚えにくい名前でしょう。7日に行われたプレスと一部関係者向けの発表会(なんと噴火中のエトナ山で行われた!)で噂どおりその名前が確認されたけど、僕は2日かかってやっと覚えたぐらい。
その意味は、スペイン語でずばり”こうもり”。エアインテークのケースが上下することから名づけられているようですが、ミウラなどと同様、闘牛の種にもちなんだ名前でもあるらしいんですね。この辺はさすが、なんですが、いかにも日本人には発音しづらい。ムルシェとかコウモリとか、はたまたムルゴとかバッドマンとかいろんな愛称がでてきそうです。
デザイン的にはディアブロと同系統のシルエット。前後に絞込みがあり、曲線と直線が融合した、どちらかと言えばすっきりとした印象です。
全体的に小さくなった印象を受けますが、実際はディアブロ最終型より幅も広く、全高は低い値ですから驚きです。
注目のエンジンは、さらに排気量が上がってV12の6.2L60バルブ。最高出力はなんと580馬力(7500回転)、トルクは64kg-m!!なんと2000回転で50kg-m以上のトルクを発揮するというから、開いた口が広がりません。
(次ページにはスペックと予想値段!)