ソフトトップは25秒で開閉可能
インテリアは、フロント、リアともに同クラス平均を大きく上回る室内スペースを確保。レザーはポルトローナ・フラウを採用している |
グランカブリオのルーフには、マセラティのオープンモデルの伝統に則り、ソフトトップが採用されています。空力抵抗や遮音性の高い3層のキャンバス素材となっています。5本のスチールアルミニウム・スポークで構成されたフレームの重量は65kgと軽量。また、リアウインドウは熱反射ガラスを使用しています。30km/h以下であれば、走行中でも25秒でルーフを閉じることが可能です。
カラーコーディネートも豊富なカスタマイズプランが用意されていて、6色のソフトトップ、3色のルーフライニング、9色のボティカラーの組み合わせから選択することができます。
エクステリア、インテリアのレザー、ルーフの豊富なカラーコンビネーションにより、オーナーのためだけにパーソナライズされた1台限りのグランカブリオをつくることも可能 |
足まわりでは、あらゆる路面状況で高い快適性を維持する、電子制御のスカイフックサスペンションが標準装備されます。ブレーキシステムには、すでにクアトロポルテやグラントゥーリズモで高く評価されている、ブレンボ社との共同開発による先進のデュアルキャストテクノロジーが採用されています。
こうして誕生したグランカブリオ。競合するのは、ジャガーXKやポルシェ911あたりだと思われますが、まずはやはりこのデザインがポイント。そして今回、4人が快適に乗れるスペースが確保されたことが、大きなアドバンテージになることでしょう。試乗できる機会を楽しみにしたいと思います。
コーンズWEBサイト内マセラティ グランカブリオ