車格感が上がった

4気筒エンジンの設定がないところも一連の兄弟モデルと異なるのですが、それはC70がプレミアムカーと位置づけられているからにほかならないでしょう。さらに今回、兄弟モデルと共通だったインパネも専用デザインに変更され、ダッシュボードやアルミニウムベゼルが専用に設定されています。おかげで、もっと価格帯の安い一連の兄弟モデルとは差別化され、明らかに車格が上という印象が備わったように感じられます。
![]() | ![]() |
シートカラーは、オフブラック、カルサイトクリーム、カカオの3色、インテリアカラーは、オフブラック、ブラウン/ベージュの2色から選べる。カタログに掲載された標準的な組み合わせにないものも選択可能とのこと |

また、ルーフを格納していても、その下にある荷物を出し入れできるようにした構造をいち早く採用するなど、リトラクタブル・ハードトップ車としての使い勝手に配慮した点も、C70の特徴です。
次ページで走りについて