モダンかつスポーティなイメージを強調

エンジン排気量を拡大したにもかかわらず、鋳鉄製シリンダーライナーの採用により重量とサイズの増加を最小限に抑えた。また、ウェットサンプ方式の採用によりオイルポンプの数を減らすとともに作動ノイズの低減を図る

エクステリアは、ブラックアウトされた専用フロントグリルや、マセラティのエンブレムである「トライデント」をモチーフとしたデザインの7本スポーク20インチアロイホイール、サイドスカート、スポイラー一体のトランクリッドなどが特徴。アグレッシブなルックスと風洞実験に基づいた優れた空力性能を実現しています。

専用デザインのサイドスカート、スポイラー一体のトランクリッドなどが与えられている


マセラティといえば妖艶なインテリアも大きな魅力ですが、グラントゥーリズモSは、その期待にもしっかり応えます。シート表皮やトリムにポルトローナフラウ社製の最高級レザーやアルカンターラを、パネル類にはローズウッドやタンガニカなどを採用。また、パーソナリゼーションプログラムには、アルミニウムとグラスファイバーをファブリックに織り込んだ革新的な素材、「アルテックス」を設定。光沢のある特殊仕上げにより、モダンかつハイテクな印象のコクピットを演出しています。

最高級素材を用いたスポーツシート


ちなみに、ベースとなったグラントゥーリズモは、2007年春にジュネーブショーで初披露されたのち、日本では東京モーターショー2007にて公開されたところ、2007年10月の発売開始から2008年3月までのわずかな期間で、140台ものオーダーがあったとのことです。

グラントゥーリズモSでは、価格こそかなり上がったものの、それ以上にスペックや内外装の仕様などの魅力度が増して登場したこのグラントゥーリズモSに、期待せずにいられないというものでしょう。それにしても、わずか1年後にこれほど変わったわけですから、グラントゥーリズモを購入した人は、悔しい思いをしているかもしれませんね……。

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