どのレベルの仕上がりを求めるかによって、難易度も異なる

本体装着例1
分離式の車載器であれば、グローブボックス内など目立たない場所に装着できる
まず一番のポイントとなるのが、本体をどこに装着するか、という点です。製品には大抵、取り付け用のステーが付属しているので、このステーを両面テープやタッピングビスなどで目立たない場所に固定し、そこに本体を固定するという方法が基本となります。
本体装着例2
純正オプションと同じ方法で取り付けることができれば、見た目も良く、操作性にも優れるだろう
見栄えを気にするなら、グローブボックスや小物入れなど、蓋の付いた部分に装着すれば、普段は目立たないように隠すことができるのでおススメです。ただし、その場合は、配線を取り回すための加工が必要になることもあります。また、純正オプションでETCを装着可能なモデルの場合、純正の装着方法にならって取り付ければ、かなりスマートに装着できるはずです。

アンテナ装着
アンテナもなるべくさりげなく装着したいところだが、あくまでも確実に作動することが第一だ
次にアンテナは、ダッシュボード上に取り付ける方法が基本となりますが、Aピラーからルーフの内張りを伝って配線を取り回し、バックミラーの裏にL字アングルなどのステーを取りつけて装着する方法もあります。これだとパッと見は、アンテナが装着されていることも分かりにくいので、よりノーマルライクなスタイルにこだわる人は試してみてはいかがでしょうか。

その他、メーターパネルやオーディオの裏側など、ダッシュボードの中にアンテナをしまい込んでしまうケースもあるようですが、この場合は肝心のETCゲートでの作動に不安がありますので、あまりおススメはできません。いずれの方法にしても、アンテナは取り扱い説明書に記されている通りに正しい方向、正しい角度に取り付けることが重要です。

さて、本体とアンテナの装着方法が決まれば、後はアクセサリー電源とアースを取れば配線作業も完了です。ただし、オーディオ交換や電子パーツの取り付けをしたことがある人ならお分かりかと思いますが、この電源の接続を確実に行うことは、電子機器を正確に作動させるためにはとても大切なポイントとなりますから、決して手は抜けません。

アクセサリー電源
アクセサリー電源は、ワンタッチコネクターではなく、ギボシなどで確実に接続したい
まず、アクセサリー電源はオーディオやシガーソケットなどの電源から取る方法が一般的です。国産車であれば、ディーラーなどに相談すればどの配線がアクセサリー電源か教えてもらうこともできると思いますが、検電テスターを使えば、自分でも簡単に探ることができます。その際、キットに付属されているワンタッチコネクターを使うのではなく、ギボシを使って接続する方法が確実です。

検電テスター
配線作業をするときには検電テスターを使って、確実に+/-を取れるポイントを探したい
マイナスアースもプラス電源同様、確実にアースできるポイントを探して、しっかりとボルト止めすべきです。アースの接続が十分でないと、振動で機器が正確に作動しなかったりと、思わぬ誤作動を起こす可能性もありますから、ここも検電テスターを使って、確実にアースできるポイントを探してください。

このようにETC車載器の取り付けは、どのタイプの製品を選ぶか、またどこに本体やアンテナを設置するかによって、装着の難易度や手間は大きく変わってきます。そのため、どの程度の仕上がりを求めるかによって、DIYで装着するか、量販店などに依頼するか、もしくはカーオーディオ専門店などプロに依頼すべきか、判断するといいでしょう。


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