2月2日から再びETCの5千円割引(正確にはモニター制度)が始まるのは御存知だと思う。5万円の高額ハイカの買いだめていた利用者も、そろそろETC導入を考えていたらしく希望者は多い。

結果、かつてないくらい混乱を招いている。ヤヤこしくなっている要因は二つ。車載機の在庫と、セットアップのキャパシティ能力不足というもの。なにしろ割引を受けるためには、車載機を購入した上、セットアップしなければならないレギュレーションになっているいるのだ。両方揃わないとダメだということ。以下、説明しよう。まず車載機。ETC車載機は人気の有無(というか価格で人気が決まる傾向)によりモニター制度開始以前から極端に品不足となっている製品もある。

定価9800円の日産純正ETC(日産車以外にも使える)などは、モニター制度の復活と共に注文が殺到。すでにフル生産状態で追いつかない売れ行きだったこともあり、抽選制度にしたディーラーも出てきたほど。その他、1万円台前半で買える車載機は、前回のモニター制度の時もすぐ売り切れてしまった。

車載機が無いとセットアップ出来ないため、割引を受けられず。これはもうカー用品店を探すか(前回は高速道路網があまり発達していない地方のカー用品店で意外に在庫あったらしい)、15万台程度というモニター制度のワクが埋まらないことを期待して予約しておくしかなかろう。人気の日産純正についちゃ極端な入手難のようだけれど、三菱電機の1万2800円あたり、面白い狙い目。

製品見つかったらお次はセットアップ。確認する術を持たないけれど(というか確認しようがない)、セットアップする権利を持つ業者によれば「混むと全然繋がらなくなってしまう」そうな。もしかしたら回線数が少ないのかもしれない。繋ぎっぱなしにしておく大手自動車メーカーのディーラー系に占領されてしまい、随時セットアップする業者はずっとアクセス出来ないのだと言う。

セットアップに2~3時間掛かろうものなら、業者としても利益など上がらない。そんなことから「混んでいるときはお断りする」という業者も出てきた。ちなみに前回もそうだったのでORSE(セットアップを行う天下り団体)がキチンと対応してると期待したい。

ということで、第二回のモニター制度についちゃどうなるか全く不明。解っているのは「強いコネを持っていれば買える」という点。新車を買った人だけで終了、ということにならないことを祈る。最悪のケースは「売れない車載機を買わされる」というもの。カー用品に行くと解るけれど、3~4万円する車載機の在庫が少なくない。車載機に機能差なんか期待しない。安い製品を消費者は選ぶ。

そういった車載機を2万円程度まで値下げして在庫処分出来るのもモニター制度の効用。JHとすれば車載機を開発してもらい、在庫のヤマ作らせようものなら信頼関係無くなってしまう。売値で1万4800円以上する車載機を買うより、しばらく待ち9800円の日産純正を購入することをすすめておく。
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