ETC/ETCの基礎知識

バイク用ETC丸わかりガイド

ツーリング好きのライダーにとって、二輪車用ETCほど便利なシステムはありません。今回は、秋のツーリングシーズンを満喫したい人に贈る、ETCで快適ツーリングのススメです。

執筆者:埜邑 博道

バイクにこそETC

 ETCがあれば料金所もスムーズ
ETCがあれば料金所もスムーズに
すでに一般的になりつつあるETCシステム。ETCの最大のメリットは、高速道路や有料道路の料金所をノンストップで通過できること。すなわち、料金所で停車する必要がなく、クレジットカード機能を利用してキャッシュレスで済むことです。バイクの場合、高速料金所で通行券や料金の受け渡しのためにグローブを外したり、財布を取り出したりする手間を面倒に感じている人も多いはず。特に雨の日は最悪ですよね。しかし、ETCがあれば、このようなストレスから一気に解放されるのです。

ETCカードと車載器を用意しよう

カードと機器の両方が必要。
カードと機器の両方が必要
ETCを利用するには、バイクに装着する二輪専用の車載器(四輪用は使えません)と、その車載器に挿入するETCカードを用意しましょう。なぜ車載器とカードが別々になっているのかご存知でしょうか。それは、1枚のカードで複数の車両を、逆に1台の車両で複数のカードを使用できるようにするためです。

バイク用のETC車載器は、「セットアップ店」として登録されたバイクショップやバイク用品店、整備工場などで購入し、取り付けてもらうことになっています。安全性を確保するために、四輪とは違い機器だけの販売は行っていないのでご注意を。

ETCカードは、自分の契約しているクレジットカード会社などに申請して取得するか、もしくはセットアップ店で一括して手続きすることも可能です。

ちなみに、四輪のETCカードはバイク用のETC車載器でも使えるので、四輪でETCを使用している人は改めてカードを作る必要はありません。

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