ETC/ETCの基礎知識

ETCの取り付けはDIYでもOK!!

休日の特別割引や平日の深夜・早朝割引など、ますますお得になってきたETC。そんなETCのメリットを享受するためには、ETC車載器の装着が必須となります。そこで今回は、ETC車載器をDIYで装着する方法を紹介します。

執筆者:宮島 小次郎


カーオーディオ交換程度の知識があれば、ETCの装着も怖くない

ETC
便利な上に、お得な特典も多いETCを利用するためには、まずETC車載器を取り付ける必要がある
2年間限定ながらも、休日の高速道路利用料金が最大1000円(いろいろと条件はありますが)というサービスが始まったことで、ますます注目度が高まってきたETC。このETCを利用するためには、まずETC車載器の装着が必要になります。

車載器は、ETCゲートと通信を行うアンテナとETCカードのデータを読み込む本体からなります。ETC車載器は様々なメーカーから数多くの製品がリリースされていますが、その種類としてはアンテナと本体が一体になった一体式と、アンテナと本体が別体となった分離式とに大別できます。

一体式では、ダッシュボードの上に両面テープなどで本体を装着し、電源はシガーソケットから取ることができるタイプが多いようです。装着はとても簡単ですから、購入してすぐに使用できるというメリットがあります。ただ、ダッシュボードに置いた車載器はとても目立ちますから、クルマのインテリアとのマッチングという点ではやや難があるのがデメリットといえます。

分離式では、本体はグローブボックスの中など、目立たない場所に装着し、アンテナのみをダッシュボード上などに設置する方式となります。そのため、表面にはなるべく余計なものは装着せず、スマートにETCを装着したいというユーザーにおススメです。ただし、きれいに装着するためには、本体の装着を工夫したり、配線を隠すなど、それなりに手間が掛かります。

装着作業
ETCを取り付けるためには、インパネ周辺をバラしたり、配線を接続したりする作業が必要となることも
そこで、ここではこの分離式ETC車載器の装着方法について、いくつかポイントを絞って紹介します。手間が掛かるとはいっても、作業自体はそれほど難しいものではなく、カーオーディオの交換をDIYでできるレベルの知識と技術があればできる程度ものですから、ぜひチャレンジしてみてください。

次ページでは、具体的な注意点を解説します
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