簡単な作業で素早くタイヤに装着できるオートソック

 装着イメージ
チェーン装着=重労働という従来のイメージを完全に覆す装着性を実現したオートソック

雪道での滑り止めといえば、真っ先に思い浮かぶのがタイヤチェーンです。タイヤチェーンには従来からある金属製のチェーンを筆頭に、より装着性を高めたゴム製チェーンなど、実に様々な製品がラインナップされていますが、金属製は言うに及ばず、ゴム製チェーンといえども、実際の装着作業はなかなか容易とはいえません。

ベテランの男性ドライバーであっても、初めて使用する製品であれば、説明書を片手に悪戦苦闘し、ようやく取り付けられるというレベルではないでしょうか(それでも最近の製品はかなり簡単に付けられるようになってきたようですが)。ましてや力の弱い女性や年配のユーザーには、こうした従来のチェーンを装着する作業はかなりの重労働となっていました。

装着手順1
まずはタイヤのトレッド面に付着した雪を落とし、オートソックを上半分に被せる
そうしたチェーン装着の苦労を一挙に解消してくれる画期的なアイテムとして、今回紹介したいのが、ナイロン布製のタイヤ滑り止め『オートソック』です。北欧ノルウェーで開発されたこの画期的な製品は、日本に上陸するや瞬く間にその性能が認められ、現在ではトヨタやホンダをはじめとする国内の自動車メーカーが純正オプションとして採用するほどの大躍進を遂げました。

 

装着手順2
上半分をオートソックで覆ったら、クルマをタイヤ半回転分だけ前進、もしくは後退させる
実際に雪道でオートソックを装着してみたのですが、確かに驚くほど簡単に装着できました。詳しい手順については、写真を見てもらうとして、これなら雪が降る中で作業するのもそれほど苦にならないのでは、と思えるほどです。装着には特に力も要りませんので、女性ドライバーでも簡単に作業できるでしょうし、一度要領をつかめば、次からはさらに簡単に脱着が可能です。

 

装着手順3
残りの部分を被せれば装着完了だ。多少ズレていても、少し走れば自動的に中心に合う
ただ、車高の低いクルマの場合は、ちょっと注意が必要かもしれません。装着時には、タイヤの裏側までオートソックを被せるようにする必要があるため、タイヤとフェンダーのクリアランスが少ないと手が入りづらいからです。極端に車高の低いクルマでは、ジャッキアップする必要もあるかもしれませんので、そのあたりは事前に確認しておくべきでしょう。


取り外しに関しては、さらに簡単です。デザイン上のポイントにもなっているオレンジ色のバンドを持って引っ張るだけで、容易にオートソックを外すことができます。もちろん、下半分を取り外す際は、装着時と同様にクルマを少し動かす必要はありますが、特別に力が必要になることもないのです。

次ページでは、オートソックの使い勝手について、もう少し掘り下げてみます