タイヤ・ホイール/タイヤ・ホイール関連情報

タイヤ・ホイール保管のコツ その1(2ページ目)

シーズンオフに交換したスタッドレスタイヤなどは、その保管状況などによって劣化具合は大きく変ってきます。その基本は……、やはり洗うこと。まずは徹底的に汚れを落とすことが先決です。

執筆者:宮島 小次郎

頑固なブレーキダストは専用クリーナーで除去

ブレーキダストによる汚れ
ボディ用シャンプーなどを使っても落とせない頑固な黒っぽい汚れは、ブレーキパッドなどの削りカスが付着したものです
ホイールについては、特に輸入車や国産車のスポーツ系モデルの場合、ブレーキダストの発生量が多く、簡単な洗浄だけでは黒っぽい汚れが落ちないことも多いようです。この場合、市販のブレーキダストクリーナーを使えば、大抵のダストも落とすことができるでしょう。

ただしあまりにも長い間付着したダストを放置しておいたり、サーキット走行などによってホイールの温度が上昇し、ダストが焼き付いてしまっている場合はちょっと問題です。

ホワイトホイール専用クリーナー『AC-1』
私の一押しのホイールクリーナーがこの「AC-1」です。一般のブレーキクリーナーとは比べ物にならないほど強力です
実は私は、頑固な汚れに対してはエアーズが販売するホワイトホイール専用クリーナー「AC-1」というブレーキダストクリーナーを使っていますが、これが実に強力です。製品名の通り基本的には白色ホイール専用となっていますが、自己判断ということで他の色のホイールでも使ってみたところ全く問題はありませんでした。

ただし、塗装し直したようなホイールやアルマイト処理など、塗装とは異なる表面処理が施されているホイールでは使用しない方がいいようです。これでサーキットで走りこんだホイールやいつから洗っていないのか分からないような頑固な汚れがこびりついたホイールも、すっきりとブレーキダストを落とすことができましたから、間違いなくオススメです。

AC-1に限らずブレーキダストクリーナーで繰り返し洗浄したり、コンパウンドなどで擦ってみても落ちないほど汚れがひどい場合は、大人しくプロにクリーニングを依頼するというのも手です。

【AC-1の問い合わせ先】
エアーズ 神奈川県大和市草柳3-2-6 TEL046-264-7580

次ページではホイール裏側の洗浄について紹介します
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