株・株式投資/株式投資のリスク管理や注意点

株式投資に潜む3つのリスク

株式投資をするときには、儲けるための思考になりがちですが、逆にリスクを考えておかないと、あとあと後悔することもあります。今回はそのリスクと3つの面から見ていきましょう。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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投資にはリスクがつきもの 

これから投資を始めようとワクワクしている人にとっては、ちょっとやる気が失せる話かもしれませんが、今回の記事は「株式投資に潜んでいるリスク」につての話です。

投資の話や、書店に並んでいる投資本を見ると「1年で〇〇円儲けた!」とか「1億円」などという、言ってみれば羨ましい限りの話がほとんどです。もちろん、実際に投資をしてものすごい利益を得た人を私は知っているので、事実なのは確か。だから全面的に否定しているわけではありません。

ただ、あまりにも「利益」とか「儲けた」という言葉が先走り過ぎているような気がしているのも正直な気持ちです。投資には「利益」もある反面、その裏には「リスク」があります。そのことををちゃんと理解しないと、本当に危険だと思うのです。

ということで、今回は投資に付きまとうリスクにはどのようなものがあって、それはどうすれば回避できるのかということについて見ていきましょう。 

金銭的なリスク

投資は絶対に儲かるという確実性があるわけではないので、損をする可能性も十分あります。株を買ったのはいいけれど、その会社の業績がいまいちで株価も下がってしまった。そういうことはざらにあります。

投資をするときに必ずつきまとうのが、金銭的なリスク。これを抑えるためには勉強をする必要がある。

投資をするときに必ずつきまとうのが、金銭的なリスク。これを抑えるためには勉強をする必要がある。

このとき発生するのが、金銭的なリスクです。つまり、最初に投資をした額よりも売るときの額が少なくなってしまって、損をしたということ。

これまでどんなに大きな利益を得た投資家でも、必ず負けた経験を持っています。「負ける=損をする」ということは、投資をする以上必ず経験することだと言っても過言ではありません。ただ、損をしている状態を続けること、つまり含み損の状態でいることは、負けにはなりません。株を売って、損を確定しない限り、負けにはならないからです。

仮に含み損が出てしまった場合、長期的に考えているのであれば放置でもいいのですが、そうでない場合には、傷が浅いうちに損切りをして次の銘柄に移ったほうが懸命です。違う株で利益を得られる可能性があるからです。
このとき、株を買った時点で、ここまで下がったら損切りをするというラインを決めておくと、比較的スムーズに損切りができます。
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