文章 : 高山則政(All About Japan「カーメンテナンス」旧ガイド)

普段からメンテナンスに気を付けていても、避けられないトラブルの一つにパンクが挙げられます。一口にパンクといっても、いくつかのパターンがありますが、今回は市販のパンク修理キットを使った、リペアの方法について紹介したいと思います。

エア圧には気を配ろう
 大抵「あ、パンクしちゃった」と言う場合は、外からクルマを眺めた時に、タイヤの高さが平べったくペッタンコになったり、他のタイヤより変形が大きくなっているのを発見した時だと思います。

 走行中の場合は、ふらつきやコーナリングで横滑りに似た現象が起きるなど、走行安定性が低下してきてから気づくことになるでしょう。正常なタイヤでも徐々に空気圧が低下しますが、たまにゲージでチェックすると、かなり低くなっていて驚くことがあるくらいなので、パッと見や乗った感触で判明した時には、相当減っているはずです。
 
クギが刺さっているのを発見したら
 エアが漏れる原因は、1.タイヤにクギなどが刺さっている、2.バルブ(空気を入れるところ)のゴムが劣化してエア漏れを起こす、3.タイヤとホイールの合わせ面が汚れたり腐食したりしていて、そこからエア漏れする、などが挙げられます。

 これらのトラブルがあっても、漏れる量が少なければパンクとは言いません。仮にクギが刺さっていても、タイヤを交換するまで知らなかったという例もたくさんあるからです。
 ですから、クギが刺さっているのを発見した場合、極端にエアが減っていないのなら修理のメドが立つまでそのままにしておくのが良いでしょう。あわてて、クギを抜いたり、いじってしまうと急激にエア漏れを起こしてしまいます。

 減りが緩やかなら、時々補充しながらガソリンスタンドや修理工場にたどり着くこともできます。もちろん、無理な走行は禁物で、運転中は走行安定性が保てるか気を配るようにします。
 すでに、エアが抜けている場合は、補充したくらいでは追いつかないので、スペアタイヤに交換するか、修理する必要があります。