クルマ業界、東京モーターショーで一色だというのに、そんななか、メルセデス・ベンツが新型車を発表しました。メルセデス・ベンツでは初めてとなるコンパクト・マルチ・パーパス・ビークルの登場です。
全長は4・2mとまさにコンパクトカー。Aクラスにも似た、すらりとしたライン。でもどこかがしっと四角く「車内空間はたっぷりあります」と伺わせるスタイルです。ガラス面積を大きくとって視界を確保すると同時に、車内は明るく気持ちのいい空間になっています。特徴は後部座席のドアが左右ともスライドドアになっていること。エンジンは1・9Lですから、雰囲気的にはトヨタのラウムに近い感じかも? でも価格は320万円と、国産車の倍をいく数字。さすがの風格です。
メルセデス・ベンツといえば高級車のイメージ。ゆえにどことなくこぢんまりとまとまったAクラスは、雰囲気がひとつだけかけ離れた感があったけれど、このバネオの登場でメルセデスのラインナップが広がってきたという感あり。コンパクトカー・クラスの起爆剤になるか?
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