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日本の実力派SUVが魅力アップ(2ページ目)

ホンダCR-V、マツダCR-V。サイズ、価格は若干異なるが、ミドルクラスSUVを代表する2台だ。前者は欧州で後者は北米で一定の評価を獲得している。さらに魅力を磨いた最新モデルとは。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

センスアップしたCX-7

フロントビュー
マツダのアイデンティティであるファイブポイントグリル、フォグランプベゼルを拡大し、フロントマスクにより迫力をプラス。エンジンは2.3Lターボ。全長4695×全幅1870×全高1645mm。価格は295万~358万円
「ZOOMZO0M」を掲げるマツダのSUV、CX-7はスタイル、走りともに「S」を強調したモデル。マーケットは北米主体だが、日本でも許容範囲といえるサイズが特徴。ただしサイズの割に、とくに後席の広さがもの足りない。スタイルと広さがトレードオフになっている好例だろう。

それでも、大人4人でのロングドライブを十分にこなすスペースを確保するから問題はないのだが。06年12月に登場したCX-7、今回のマイナーチェンジでは内・外装のリファインだけでなく、エコ系メーターの採用など、細かな装備に及ぶ意欲的な内容になっている。試乗記は後日にお送りするが概略をまずお届けしたい。

走りにも手を入れる

リヤビュー
力強いリヤビューはスポーティ感をより強調するデザインに一新された。18インチホイールもよりスポーティで力強いデザインになっている
今回はフロントグリルやバンパー、18インチホイールの意匠を変更するなどエクステリアだけでなく、内装もメタル調が目を引くよりスタイリッシュなデザインに変わっている。

走行性能も磨かれている。ターボのフィーリングを洗練させたというが、気になるのは乗り心地。ダンパーのチューニングで対応しているそうだが、よりマイルドになっていることを期待したい。そして、エコランプの追加も見逃せない。「前へ前へ」というイメージを走りから感じさせるマツダだが、より効率の良い運転に対応すべく、いまでは当然のエコ対応メーターが備わったのは、当然の流れといえるだろう。

ホンダCR-VもマツダCX-7も販売面は、実力の割にパッとしない印象だが、かなりの実力派だけに来月以降の試乗記に注目して欲しい。

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