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いま買えるお得な特別仕様車(2ページ目)

3月登録を見据えて、あるいは4月からの新生活でクルマを買い替える予定の人もいるだろう。大不況下でも一台でも確保しようというメーカーの苦労が見える限定車と新グレードを紹介しよう。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

チョイ悪グレード?

フロントマスク
マークXジオ「エアリアル」は、2WDが278万円、4WDは291万円。2番目の上級グレードという位置付け
どちらかというと草食系、地味目な印象のマークXジオ。新しいオデッセイに位負けしている感は否めない。そこでというワケではないだろうが、メッキグリルがインパクト大の「エアリアル」を新グレードとして加えてきた。

傘下のモデリスタ仕様かと見間違えるのは、その、メッキ+ハニカムメッシュのグリルのためで、専用エアロのフロントバンパー、サイドマッドガードなどを従える。顔つきとエアロを加えるだけで、スポーティ感を加速させ、しかも純正グレードという安心感もある。まだまだもの足らない人には、同日に追加されたモデリスタ仕様もある。こちらはチョイどころではない、個性がみなぎっている。

ホンダのトップ・ミニバン

フロントマスク
エリシオン、エリシオン・プレステージともに新しいボディカラーを採用。エリシオンには17インチアルミ、運転席8ウェイパワーシートを標準とした「LX」を新グレードとして追加。価格は297万円~461万円
昨年冬にマイナーチェンジしたのが、ホンダ・エリシオン/エリシオン・プレステージ。現行モデル登場時よりも厚化粧にして、ずいぶんと押し出しの効く顔つきにしてきたが、アルファード/ヴェルファイアにはセールスも車格も差を付けられてしまったというのが正直なところだ。

ライフサイクルではおそらく最後となるマイナーチェンジでは、新デザインのフロントグリルを採用するなど、最後までフロントマスクのインパクト演出に苦労しているのが伺える。他にはブラックインテリアに木目調パネル、オートライト、脱臭フィルターを全グレードに標準化した。

速さではアルファード/ヴェルファイアにひけを取らないエリシオン・プレステージには、スイッチ式の電子制御パーキングブレーキをミニバンでは初採用しているのがニュースで、3.5Lにはマルチインフォメーション・ディスプレイが加わっている。

最後の販売テコ入れ策で、次なる改良まで乗り切ると見える今回のマイナーチェンジ。ミニバンとしての実力は決して低くはないだけに、目標の1,000台はクリアできるはずだが。

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