全国800台限定
マツダ・ビアンテに登場した3つの特別仕様・限定車「20Sリミテッド/20CSリミテッド/20NAVIスペシャル」。価格は219万8,000円~292万4,500円 |
昨年7月に登場した3ナンバーミニバンのマツダ・ビアンテに特別仕様限定車が昨年末に早くも登場。発売から半年での投入は、市場での厳しさを感じさせる。日本では排気量とボディサイズのバランスが中途半端で、顔つきも好き嫌いがハッキリ分かれるデザインだから、仕方ないといえば仕方ないのだが。マツダらしい走りのよさと、ライバルを当然凌駕する室内の広さが逆に魅力ではある。長所と短所がまさに裏返しといえるモデルだ。
「20S リミテッド」の特別装備は、両側電動スライドドア、アドバンストキーレスエントリー、本革巻ステアリング。ベースの「20S」よりも約10万円高だが、十分元の取れる価格設定で、「コンフォートパッケージ」からオートライトやレインセンサーワイパーなどが落とされた仕様。
「20CSリミテッド」は、オートレベリング付きのディスチャージヘッドランプ、汚れや水滴などが拭き取りやすいクリーナブルシート、本革巻ステアリングが備わる。アウトドア派や子どものいるファミリーに向いているだろう。
「20NAVIスペシャル」は、G-BOOK ALPAHA対応のHDDナビに、前後・左右のモニター、駐車支援システムが備わり、Bluetoothハンズフリー、6スピーカーなども加わる。ナビ重視派で、ハンズフリーでのG-BOOKナビが使いたい人に最適だ。
不況対策SUV!?
アウトランダーの新グレード「24E」は、エアコンやCDプレイヤー、ABS、前後席エアバッグなどの最低限の装備に抑えて210万円という価格を実現。不況でも売れるグレードになるか!? |
最大の魅力は価格。少しでもインパクトのあるプライスタグでユーザーを獲得しようとする必至さが伝わる?210万円は確かに安い。CDは付くが、ナビもディスチャージはオプション。これで十分という人には買い得感のある7人乗りSUVといえるだろう。
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