ピラーレスこそ安全性に配慮
センターメーターを採用するインパネは左右に広がり感のあるデザイン。メーターと見上げるようなルームミラーは視線移動が大きく、やや慣れが必要だ |
側突に対してはさまざまな角度からの衝突実験を繰り返すことでクリア。スライドドア側の剛性が高まってしまい、左右の剛性のバランスを取ることもこともあったという。
後席を倒せば引っ越しにも!?
後席は260mmのロングスライドが可能で、5:5の分割とリクライニング機構を備える。格納は初代同様、荷室側ではなくドア側の横から行う。やはり両方からできると便利に感じた |
チャイルドシートの乗せ降ろしや子どもの世話をするなら、ストリームやウイッシュなどのワゴン型ミニバンよりも断然作業性は高いだろう。細部にまで使い勝手が追求されているのは、ダイハツ社内のママ立ちに協力を仰いだ「ママキッズプロジェクト」の成果だという。
また、後席を格納すれば大きめの自転車1台、子ども用を1台積めるほどの広さで、スクエアかつ荷室床も低いため積載力は非常に高い。コンパクトカーはもちろん、キューブキュービックやシエンタといったミニ・ミニバンよりも使いやすいかもしれない。
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