前回のクローズアップで、東京モーターショーに参考出品されていた新型ノアとその姉妹車となるヴォクシーを採り上げたが、モーターショーから一ヶ月足らずで市販モデルの登場となった。概要はモーターショー・モデルと同じだが、ショーではまったく公開されてなかったバリエーションや詳細をここで紹介してみたい。

ネッツ店で販売されるヴォクシー
従来のノアよりも一回りを大きくなったボディは全モデルが両側にスライドドアを備えた5ドアとなっている。乗車定員は全車2/3/3レイアウトの8名仕様。シート仕様は運転席周りの調節機構や表皮を除いて全車に共通している。セカンドシートは標準では分割スライド方式のマルチタンブル仕様となっているが、オプション(全車)でマルチ回転対座仕様が設定されている。

搭載エンジンは2リッターのガソリンエンジンのみ。ガソリン直噴のD-4を採用。可変バルブタイミング機構を備え、同クラスではトップレベルの152ps/20.4kg-mを発生する。また、このエンジンはモード燃費で14.2km/L(FF)を達成し、全車が平成22年度燃費基準を先行してクリアしている。なお、エミッションは低排出ガス車認定制度における平成12年度の25%低減レベル(良-低排出ガス/一つ星)となっている。

ミッションは全車ATのみ。フレックスロックアップ機構付きの電子制御4速型を採用する。登降坂制御などが盛り込まれたインテリジェント型のATであり、ロングドライブでのドライバーの運転疲労軽減を配慮した制御を特徴としている。