Twitterのチャットのような機能を利用する
「Twitter」の面白さは、つぶやきを書く、見るだけに留まらない。他人のつぶやきに対して、自分のコメントを加えて返信ができるのだ。返信コメントは、返信された相手も見ることができ、それに対する返信がなされることもある。つまり、つぶやきのキャッチボールでチャットのように利用することもできるのだ。中には返信コメントに対して、さらに返信をしてくれる律儀なドライバーなどもいるので、英語で粋なコメントを返信すれば、ドライバーから返事がもらえるかもしれない。しかし、当たり前のことだが、返信の強要はNG行為だ。このチャットのようにもなる返信機能を利用すれば、世界中のF1ファンとコミュニケーションを取ることが可能だ。テストが開催されている時や、今後レースシーズンが始まった時、同じ「F1」「モータースポーツ」という共通の話題をつぶやく人たちを見つけて、「Twitter」を通じて交流することもできる。もしかしたら、「一緒にレースを見に行こう」なんて話に発展するかもしれない。
日本グランプリの観戦仲間探しにも「Twitter」は有効? |
ハッシュタグを利用して共通の話題を見つける
では、そんな共通の話題をつぶやく人をどうやって見つけていくのか。そういう時は「ハッシュタグ」という機能を利用する。これは共通の話題のつぶやきであることを示すもので、つぶやきの文章の最後に「#」から始まるキーワードを打つ。例えば、F1であれば、「#F1」と打ち込んでみよう。(例) 今日はF1へレステスト。楽しみだなぁ~ #f1
そして、つぶやきが投稿された後、自分のつぶやきに表示された「#F1」の部分をクリックすると、「#F1」のタグをつけた他の人のつぶやきが表示される。テスト開催時やレース時には相当多くの「#F1」のハッシュタグを付けたつぶやきを見ることができるに違いない。
ちなみに「Twitter」の日本語サイトでハッシュタグを辿ると、日本のアカウントを持った人だけが表示されるようだ。これで「F1」という共通の話題を持った日本のユーザーとつぶやき合いながらコミュニケーションを取ることができる。もちろん、返信して会話したり、輪の中に入る必要は一切なく、見ているだけでも大丈夫だ。
この「ハッシュタグ」を利用すれば、「#F1」のタグを付けて書かれた人のつぶやきで、F1の最新ニュースを知ることができる。先に書いたように、F1関連の最新情報はまず英語であがってくることが多いが、先日のバレンシアテストの時には有難いことに英語サイトを見ながら、それを訳してつぶやいてくれる「ボランティア精神」あふれる方が数多くいらっしゃったので、テストの情報をつぶさに日本語で知ることもできた。こういったつぶやきを眺めているだけでも相当な情報量になる。
日本期待の小林可夢偉(ザウバー)。晴れているのにレインタイヤで出ていく写真だ。どうしてレインタイヤを履いているのか?「Twitter」で#F1のハッシュタグを付けてつぶやいてみれば、きっと誰かがその理由を教えてくれるはず。 【写真提供:Bridgestone Motorsport】 |
シーズン開幕まで、とにかく目が離せない2010年のF1。今、話題の「Twitter」を使って、最新のF1情報を把握しながらシーズンの開幕を待ち焦がれてみてはいかがだろうか。ちなみにガイド自身もアカウントを持ち、モータースポーツについてつぶやいたり、All About「モータースポーツ」の更新情報などをお知らせしているので、フォローもお忘れなく!
辻野ヒロシ (All About「モータースポーツ」ガイド)
【F1テストスケジュール 2010】
2/10~2/13 :へレス(スペイン)
2/17~2/20 : へレス(スペイン)
2/25~2/28:バルセロナ(スペイン)
【関連リンク】
Bridgestone Motorsport
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