何でもあり!童夢からの一つの提案はルマンカー風

童夢F20

日本自動車レース工業会の会長を務める林みのる代表が率いる「童夢」はレースファンならずともカーマニアならその名を知る日本を代表するコンストラクターだ。童夢といえばル・マン24時間レースへの挑戦が有名で、ここ数年はオリジナルシャシーを開発してのレース参戦が毎年注目を集めている。

そんな童夢のF20はレーシングスポーツカーカウルを装着したルマンプロトタイプ風の車両だ。フォーミュラカーレースであるが「何でもあり」というF20のコンセプトをそのまま形にしたのがこのマシンだろう。美しい曲線でデザインされたスポーツカーカウルは往年のレースファンにとっては心躍るフォルムではないだろうか?またドライバーを覆う着脱可能なキャノピー(フロントスクリーン)も目を引く。その存在感は抜群で、すでに完成度の高い製品になっていそうなところはさすが童夢だ。まぁ、何といってもカッコイイ!お金があったら、今すぐにでもコレで走りたいというアマチュアレーサーも多いのではないだろうか?
SUPER GTでNSXを走らせる童夢。今年はROCKSTARとX JAPANのYOSHIKIとのコラボレーションも決定している。すばやくカウルもそのデザインでまとめて走らせるのもさすがだ。


レースは来年開催?発展を祈りたいF20の今後

「F20」はプロトタイプマシンが3種類完成し、ようやくスタートラインに立ったばかり。今後様々なアイディアを取り入れたマシンが登場してくることになるだろう。F20は今年中にエキシビジョンレースが開催される計画で、2010年からの本格的なレースの開催に向けて準備が進められている。

F20は「ものづくり」という観点からも興味深く、世間の関心を集めることもできるだろう。F20を提唱する日本自動車レース工業会は若手育成レースのFCJのシャシーやSUPER GTのGT300クラス用公認シャシーの提案も行っている。外国製品に頼らずに国内のコンストラクターの製品を使うことは日本のレース産業の発展にもつながるし、何より今後レース熱がさらに加速すると予想される東南アジアや中東に対する製品の輸出にも好材料となる。まずは「楽しい」レースとしてF20のプロジェクトが成功してくれることを期待したい。

All About「モータースポーツ」では今後もF20の動向をレポートしていく予定です。お楽しみに!

日本自動車レース工業会


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