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カローラ・アクシオがGTマシンになった(2ページ目)

2009年のSUPER GT(GT300クラス)には、なんとカローラ・アクシオがGTカーとして参戦する。レースとはリンクしがたい車種ながら、レーシングカーになると意外とカッコイイ?

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

低く、コンパクトなアクシオGTカー

カローラ・アクシオGTカーはかなりスパルタンで戦闘力が高そうな雰囲気だ。派手なエアロパーツを装着していて、どちらかというと無難で個性が強くないタネ車のイメージはほとんどない。「スモールDTM」然とした雰囲気だ。

市販車のアクシオをベースに作られたマシンと比べてみよう。
カローラ・アクシオ
ワンメイクレース用テストカー

カローラ・アクシオ
SUPER GT GT300仕様

写真を見比べてみるとやはり2タイプの雰囲気は大きく異なる。GTマシンの実車を見ての印象は全高が低く「平べったい」。コンパクトなボディでうまくまとめながら、レーシングカーとしてのルックスもバッチリなところが好印象だ。
カローラ・アクシオ
SUPER GT GT300仕様

カローラ・アクシオGTカーは昨年途中から2台参戦を開始した「レクサスIS350」と同じく後部座席部分にエンジンを搭載する「ミッドシップの4ドアセダン」だ。エンジンのマウント方法を変更できるSUPER GT独特の車両規定だからこそ実現したサーキットでしか見れないバージョンだ。

IS350はフォーミュラニッポン用のエンジンを搭載するが、カローラ・アクシオには3.5リッターV6の2GR-FSEが搭載される。この2GR-FSEはロータスの新型スポーツマシン「エヴォーラ」にも搭載されるエンジンだ。

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