各チームのプロモーション資料も充実!
インディカーのメディアセンターには各チームの資料やドライバーの詳細なプロフィール資料も設置または配布されています。単なるドライバーの経歴だけでなく、ドライバーの人となりがわかる内容であったり、チームの歴史が事細かに記されたものだったりと、内容が充実していて面白いです。チームによってはパドックを訪れた観客にもこういった資料を無料で配布しています。優勝を飾ったライアン・ハンターレイが所属するレイホール・レターマンレーシングの資料。思わず手にとって開きたくなるカッコイイ冊子だ。ハンターレイの紹介では、憧れたドライバーは?の質問に「アル・アンサーJr」(レイホール監督の現役時代のライバル)、今の憧れは?の質問には「マリオ・アンドレッティ」(本人のライバルであるマルコ・アンドレッティのおじいちゃん)と書かれていたり、マニアはクスっと笑ってしまいそうなネタも豊富だ。 【写真:辻野ヒロシ】 |
名門パンサーレーシングはチームの歴史を事細かに詳細。昨年、インディプロシリーズに同チームから参戦した武藤英紀の活躍も誇らしげに紹介している。 【写真:辻野ヒロシ】 |
デイル・コインレーシングはCD-Rで資料を提供。今風だ。 【写真:辻野ヒロシ】 |
和やかな記者会見もアメリカのいいところ!
メディアセンターでは記者会見も行われます。その記者会見は非常に和やかでジョークが飛び交い、聞いていると本当に面白いものです。記者会見中はとにかく記者の笑いが絶えません。ユーモアのセンスもドライバーの実力といったところでしょうか?日本でも活躍したダーレン・マニングが久々の2位表彰台にあがった。優勝はならなかったが笑顔であふれた記者会見になった。アメリカの明るい記者会見に比べると、日本の記者会見はマニアックな質問ばかりが投げかけられ、まるでお通夜のような雰囲気にも思えることがある。 【写真:辻野ヒロシ】 |
ファンが楽しめ、メディアは報道しやすく、スポンサーも喜ぶ。素晴らしいシステムが前向きな考え方のもとに成り立っているからこそ、あの独特の高揚感あふれる雰囲気が作られるのです。そして自然に社会へも浸透していくわけですね。
今後さらなるシリーズの拡大化が噂されるインディカー。どんな発展を見せてくれるのか、楽しみにしていきたいと思います。
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