スタート専門用語集
【スターティンググリッド】スタート時にマシンが収まるべきスロットのこと。
【ポールポジション】
最も先頭のグリッドのこと。最後尾グリッドは「逆ポール」とも呼ばれる。
【フロントロウ】
スターティンググリッドの先頭列のこと。
【ダミーグリッド】
フォーメーションラップ、ウォームアップラップスタート前のグリッドのこと。マシンの最終チェックが進められ、サーキット場内では選手紹介が行われる。
【グリッドガール】
スターティンググリッドでプラカードを持ってマシンの登場を待つレースクイーンのこと。一般の観客から募集されることもある。
【グリッドウォーク】
決勝レース前のスターティンググリッドに入場できるイベント。特別料金が必要な場合が多いが、刺激的な空気が味わえるアトラクションだ。
SUPER GTのグリッドウォークは特に人気。 【写真:辻野ヒロシ】 |
【サイティングラップ SIGHTING LAP】
(2輪専用)スタート進行でコースインし、1周回ってグリッドにつくこと。義務付けられていない場合はピットロードからグリッドまでマシンを押し出すことができる。4輪では「グリッドへの試走」と呼ばれる。
【後方グリーン】
フォーメーションラップ、ウォームアップラップ後にグリッドに全車が整列するとグリッド後方のオフィシャルがグリーンフラッグを振り「スタート準備完了」を伝える。F1実況をしていた古館氏は「オールクリアのサイン」と表現していた。
【セーフティーカースタート】
急な土砂降りの雨などでスタートさせるのが危険な場合、セーフティーカー先導走行で取り合えずレースをスタートさせる方式。セーフティーカー導入中は前のマシンを抜くことはできないが周回数はカウントされる。興行型レースではメインレースのスタートをもって興行成立と定義づけていることが多く、チケットの払い戻しを避けるためにセーフティーカースタートが採られることが多くみられる。(通常は天候、路面状態の回復が見込まれる場合のみ)
【ピットスタート】
何らかの理由でグリッドに並べない場合、グリッド上でマシンにトラブルが発生した場合、ピットロード出口からのスタートを余儀なくされることがある。コース上の隊列のスタートに続いてスタートが許可されるため、大幅に出遅れることになる。
SUPER GTのフォーメーションラップ開始直前。緊張感がグランドスタンドにも漂う。 【写真:辻野ヒロシ】 |
スタート専門用語集(2)へ