S耐史上最強の2台体制で挑むBMW Z4Mクーペ

マレーシアの石油メーカー「ペトロナス」のサポートを得てスーパー耐久に参戦する「PETRONAS SYNTIUM TEAM」。昨年は度重なるマシントラブルに悩まされ、トップを快走しながらリタイアというパターンが多く、一度も優勝を飾ることができませんでした。そんな信頼性不足を解消するためにより多くのデータを収集するべく今シーズンは2台体制に拡大。打倒フェアレディZ、ST1クラス完全制圧に向けて最強の体制で2008年シーズンを戦います。
左側前からジョハン・アズミ、吉田広樹、片岡龍也(28号車)。右側前は昨年から参戦を続けるファリーク・ハイルマン、柳田真孝の50号車コンビ。
【写真:辻野ヒロシ】

BMW Z4Mクーペの2台はテスト走行の金曜日から快調。2台でデータ収集に取り組みながら、チームに新加入したドライバーの慣熟走行を行っていました。

28号車を駆る片岡龍也は金曜日に初めてこのZ4Mクーペをドライブ。「このマシンはとても乗りやすくて素直。3周ほどで感覚をつかむことができた」とのことですが、片岡はいきなり金曜日のトップタイムをマークし、BMW Z4Mクーペのポテンシャルの高さを見せつけました。
28号車のドライバーは片岡龍也、吉田広樹、ジョハン・アズミ
【写真:辻野ヒロシ】

2人のドライバーのタイム合算でグリッドを決める公式予選では50号車のファリーク・ハイルマンと柳田真孝が好タイムを叩き出し、もはや定位置ともいえるポールポジションを獲得。しかし、28号車は片岡のスーパーアタックが規定走行時間外だったためにそのタイムが末梢され、2番手にはエンドレスアドバンZ、3番手に28号車というグリッドになりました。
ドライバートークショーでもテンションが高かったBMW勢
【写真提供:MOBILITYLAND】

予選で1-2を取れなかったとはいえ、BMW Z4Mクーペのポテンシャルの高さは誰の目にも明らかでした。エンドレスアドバンZの青木と藤井はBMW Z4Mクーペにアドバンテージを見せつけられ、テンションが下がり気味でしたね。決勝レースでは1-2フィニッシュが予想されたんですが・・・

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