鈴鹿クラブマン名物の耐久ステージ
シビックとレーシングスポーツカーが混走 |
鈴鹿クラブマンレースではフォーミュラだけでなく、ハコ車のレース、レース専用スポーツカーのレースなど様々なアマチュアレースシリーズが開催されています。その中で毎年6月にハコ車とレーシングスポーツカーの混走による「耐久ステージ」が設定され、2人1組になってセミ耐久レースを戦います。
懐かしい3ドアハッチバックのシビックの熱いバトル!
シビックとレーシングスポーツカーが混走 |
クラブマン耐久で最も多いエントリーを集めるのは3ドアハッチバックのシビックです。EK4/EG6は「FFチャレンジ」に、EK9(タイプR)は「EK9レース」にそれぞれカテゴライズされていて、スプリントレースでも耐久レースでも熱いドッグファイトが見られます。鈴鹿のシビックレースは地方選手権の中でもレベルが高いと言われており、激戦を勝ち抜いてローカルなシビックレースからスーパー耐久などにステップアップしていくドライバーも多く見られます。今や街で見かける機会がめっきり減った3ドアシビックも鈴鹿では元気に走っています。
レーシングスポーツカー、RSって知ってる!?
優勝を飾った「小坂歯科フレンドRS (小坂/友森)」 |
フォーミュラカー(F4)にスポーツカーカウルを被せた単座席レーシングスポーツカー「RS」は今や鈴鹿でしかレースシリーズが開催されない珍カテゴリーです。かつての鈴鹿1000kmに出場が認められたり、現在では全日本スポーツカー耐久選手権(JLMC)のLMP2クラスに参戦できたりとビッグレースで見かけるチャンスもありますが、基本的には地方選手権向けのマシンであり、速さを追求するベテランドライバー達が数多く参戦しています。
今年もRSとシビックがエントリーの大半を占めたクラブマン耐久レース。年々ローカル色豊かな雰囲気になっていっているような気がします。しかしながら、バトルの多さはビッグレースの倍以上と言ってもよいほどで、選手はアマチュアでもプロ顔負けのバトルを見る事ができます。鈴鹿だけでなく全国のサーキットで地方選手権が開催されていますから、退屈な日曜日にビッグレースとは違った雰囲気を求めてアマチュアレースを観戦しにいってみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見があるのではないでしょうか?
写真:辻野ヒロシ
魅惑の鈴鹿クラブマンレース(1)
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