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ガマン要らずのエコクラウン(2ページ目)

相も変わらず人気のプリウスとは対照的に、売れ行きの厳しい大型ハイブリッド車。クラウンのハイブリッドモデルの登場で、大型ハイブリッド市場の風向きは変わるのだろうか?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

4.6リッターの加速、2.5リッターの燃費

クラウンラン
車室内にこもるロードノイズを打ち消す「アクティブノイズコントロールシステム」を標準装備。ハイレベルの静粛性を実現している

トヨタ開発陣の若手にこの話をしたら「ジムに行って汗をかいた後、カロリーたっぷりのケーキを食べるようなものですからね」。「分かっているなら、なぜ燃費の良いハイブリッドにしなかったのか」と続ける。

すると「クラウンはレクサスGSと同じハイブリッドシステムを使っています。レクサスGSを開発する際、高性能こそ高級だと考える人の意見が強かったのでしょう。今回も2.5リッターエンジンにして燃費重視のハイブリッドにしようという意見もありましたけれど、開発コストの点で断念しました」。

とは言え「可能な限り燃費を良くしたい」ということから、ギアレシオを変更。10・15モード燃費でレクサスGSより約10%改善させてきた。実用燃費でも10%程度向上しているとのこと。ちなみにプリウスでリッター20kmくらい走る乗り方だと、リッター11kmくらい走るそうな。

クラウンダッシュ
世界初となる全面液晶のメーターパネルを搭載。スポーツモード画面やエコモード画面に切り替えることができる

御自慢の動力性能は文句なし! 3.5リッターエンジンながら、モーターのパワーも加わるため4.6リッターエンジンと同等の加速を実現している。エコなエンジンというより、スポーティモデル用という感じ。

しかもフル装備ときた。これだけの性能や豪華さを確保しつつ2.5リッター車と同等の燃費なのだから、確かにハイブリッドの威力は凄い。「ガマンしたくないお金持ち」にとっちゃピッタリのエコカーかもしれません。本革シートやナビまで標準装備して619万円ならベンツのEクラスやBMW5シリーズより安いと思う。
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