目移りするかもしれない
三菱ランサーエボリューションX。299万7750~375万600円。全長×全幅×全高4495×1810×1480mm |
スバル・インプレッサWRX STI。344万4000~365万4000円。全長×全幅×全高4415×1795×1475mm |
しかし両モデル共、新型で大きくイメージを変えてきた。乗り心地の上質化や、インテリア、エクステリアの質感向上により、もはや大人のクルマ好きが400万円クラスの輸入車と迷って買ってもおかしくないような存在になってきた感じ。となるとインプレッサかランエボXかで迷う人も出てくるでしょう。
ランエボの内装。ATをセレクトすることもできる |
インプレッサはMTのみの設定。オプションでバケットタイプのレカロシートを用意 |
こいつに絶対的な価値を見いだしてしまうとATをラインナップしないインプレッサに勝ち目無し。ただクルマを操る楽しさで考えるなら、ATじゃ物足りない。なるほど便利だし速い。けれど「クルマの運転を趣味」とするなら、ギアを変えるという楽しい操作を諦めるということ。
私ならランエボXを買うとしても迷わずマニュアルを選ぶ。ここで大切なのが「グループN仕様の競技車両と共通項多いからインプレッサもランエボも魅力がある」ということ。両車にとっての原点みたいなものだ。SSTを競技車両にも使うようになれば、「AT上等」になるかもしれません。
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