“エンジンが掛からない”という夢

i-MiEV
現在、法人ユーザーや自治体等を中心にリース貸し出しされており、個人向けの本格的な販売については、2010年4月より開始される予定。受付は7月下旬より開始されている

ついに世界初の量販EVであるi-MiEVの正式な試乗会が行われた(プロトタイプには何度も乗ったことがあります)。もちろん試乗に当たっては何の制約も無し。試乗時間内に戻ってくれるなら、どこをどう走ってもOK。ちなみに今までの試乗、基本的に三菱自動車のスタッフが付き添っていましたが、今回はそれも無し。

といった点からしても「ホントに市販車なんですね」と思う。Dレンジをセレクトしてアクセルを踏むと、プリウスと同じく滑らかにモーターで走り出す。プリウスと違うのは、いつまでたってもエンジンが掛からないこと。プリウスのユーザーなら皆さん「このままエンジン掛からないといいのになぁ」と思うこともあるだろう。i-MiEVに乗ると、その「夢」を簡単に実現してくれます。

i-MiEV
低速から高いトルクを発揮する電気モーターの特性を活かし、レスポンスの良い力強い走りを実現した。そのパワーは「i」のターボエンジン搭載車を上回るという

絶対的な加速力は「始めちょろちょろ中ぱっぱ」。出だしの一瞬こそ重い感じながら、動き出せばターボエンジン搭載の軽自動車よりパワフル。30~100km/hまでの常用速度域の追い越し加速の良さはガソリンエンジンじゃ不可能なくらい。加速が良いだけでなく、反応が早いのだ。

巡航に入ると、意外や意外。けっこうモーターの存在を感じさせる。電車よりモーター音、大きいです。ただ気になるかと聞かれれば「いいえ」。むしろ無音より好ましい。高速巡航だって余裕であります。