このところ急激に増え始めたカテキン入りの飲料もカフェインの含有量が多い。花王の『ヘルシア緑茶』のパッケージを見ると、350ccあたり80mgのカフェインを含むとある。350ccのペットボトル2本買うだけで160mgになる計算。眠気醒ましとしては十分な量だと思う。ヘルシア緑茶以外でも、カテキン(カテキンはお茶から抽出される)を含む飲料にはカフェインがたくさん入っていると考えていいんじゃなかろうか。また、ヘルシア緑茶は350ccで7キロカロリーしかない。最もカロリーが少ないカフェインだと思う。パッケージに含有量を明記していないものの、SAの人気商品である『ブラック&ブラック』もカフェインを含む。
知っておきたいのはカフェインを飲むタイミング。皆さん飲んだらすぐ効くと思っているらしく、飲んだら大丈夫とばかり直後に運転してしまう。これは危険だ。カフェインの効きは案外遅く、飲んでから30分程度。このタイムラグをきっちり認識しておくこと。高速道路などのロングドライブなら、最初からカフェイン入りの飲料を飲んでおくといい。1本飲んで、もう一本は少しづつ飲んでいくと効果が持続する。食事後に眠気の来る人は、食べる前にカフェインを飲んでおくと効果的。ただカフェインの摂りすぎには注意してほしい。心臓病や胃潰瘍の人もカフェインを摂るべきじゃないとされる。いずれにしろ居眠り運転は重大事故に直結するので、早めの対応を心がけて欲しい。
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