国産車/国産車関連情報

正しいカフェイン摂取でドライブをより安全に 効果的な居眠り運転防止策(2ページ目)

クルマを運転中、眠くなったらどうすればいいだろう? 最も大切なのは「眠くなる理由」を考えるということ。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

 このところ急激に増え始めたカテキン入りの飲料もカフェインの含有量が多い。花王の『ヘルシア緑茶』のパッケージを見ると、350ccあたり80mgのカフェインを含むとある。350ccのペットボトル2本買うだけで160mgになる計算。眠気醒ましとしては十分な量だと思う。ヘルシア緑茶以外でも、カテキン(カテキンはお茶から抽出される)を含む飲料にはカフェインがたくさん入っていると考えていいんじゃなかろうか。また、ヘルシア緑茶は350ccで7キロカロリーしかない。最もカロリーが少ないカフェインだと思う。パッケージに含有量を明記していないものの、SAの人気商品である『ブラック&ブラック』もカフェインを含む。
 知っておきたいのはカフェインを飲むタイミング。皆さん飲んだらすぐ効くと思っているらしく、飲んだら大丈夫とばかり直後に運転してしまう。これは危険だ。カフェインの効きは案外遅く、飲んでから30分程度。このタイムラグをきっちり認識しておくこと。高速道路などのロングドライブなら、最初からカフェイン入りの飲料を飲んでおくといい。1本飲んで、もう一本は少しづつ飲んでいくと効果が持続する。食事後に眠気の来る人は、食べる前にカフェインを飲んでおくと効果的。ただカフェインの摂りすぎには注意してほしい。心臓病や胃潰瘍の人もカフェインを摂るべきじゃないとされる。いずれにしろ居眠り運転は重大事故に直結するので、早めの対応を心がけて欲しい。 
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます