世界初の装備である新型プリウスの『インテリジェントパーキングアシスト』(自動バック装置)を試してみた。使い方を説明しよう。

まず普通の「車庫入れ」から。ファミレスやショッピングセンターの駐車場などで、1台分空いているスペースを見つけたとする。そうしたら、空いているスペースの中央にドライバーがくるくらいの場所で一旦停止。この時点で車載コンピューターは駐車位置を記憶するそうな。で、後は普通の車庫入れと同じく前進し、イラストのように少しハンドルを切ってやる。これ、運転が上手な人だと自然になっていること。停止時にハンドルを直進状態へ戻すことを忘れずに。

続いてバックギアを選ぶ。液晶モニターに「車庫入れ」と「縦列駐車」という文字が出るので「車庫入れ」を選択。すると、入れようとしているスペースは緑色の表示になっているハズ。ここでスペースが赤色表示だったらどうか?


この場合、操作を必要とする。液晶画面で位置を指定するのだけれど、慣れるまでアッチ行ったりコッチに行ったりと難しい。ただテレビゲームを苦にせず楽しめる(ワタシは全然面白いと思わない)世代なら、あっという間に上達するんじゃなかろうか。一旦停止とアプローチさえ的確に行えば、最初から緑色のスペース表示になっていると思う。10回ほど練習したら、100%緑色表示になりましたから。

そこからは簡単。ブレーキを離し、クリーピングでバックする(アクセル踏むとキャンセルになってしまう)。ハンドル切るタイミングになると「ハンドルが右に切れます」とか「ハンドルが左に切れます」という音声の後、見事かつ的確なハンドル操作を勝手に行ってくれるのだ。

凄いと思うのは操作が一発で終わるという点。ベテランドライバーでもハンドルを切ったり若干戻したりしながら調整しつつバックするけれど、敵はコンピュータ。全くムダな操作なく、右も左も一発で決まる。こらもうワタシなどより全然上手! 加えて駐車スペースの真ん中に、斜めにもならず入ってしまう。

縦列駐車も同じ。車庫入れよりさらに簡単で、空きスペースの前で一旦停止。前に出てハンドルも切らずに止めればオシマイ。これで緑色の表示が出る。自動バック装置、どう評価したらいいだろう。正直な話、試すまでは「買っても使わないだろう」とナメていた。でも予想以上に面白いし、何より便利。

車庫入れや縦列駐車がニガ手なドライバーであれば、運転の練習するより操作を覚える方が全然早いと思う。しかも23万円のナビを装着すると、無料でついてくるのだ。私が常時使うかどうかは、しばらく使ってみないと解らない。でも有用な装置であることは間違いない。ATの如く、一般的に普及する日は案外近いような気がする。機会あったらぜひお試しを!

関連サイト
プリウスがフルモデルチェンジ
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