東京発!2011年秋冬トレンドカラー情報
ガイド松本今年は日本ではじめて「インターカラー会議」が開催され、2年先、つまり、2011年秋冬のトレンドカラーが選定されます。「インターカラー会議」はさまざまな都市で開催されてきましたが、開催地固有のイメージが、会議で選定されるトレンドカラー情報に影響を与えることはありましたか?
大野さん
例えば、2006年春夏カラー(2004年6月開催)の選定会議は、フランス、ルシヨン市で開催されました。ルシヨンはオーカー顔料(黄土)の特産地で、オーカーには様々なカラーバリエーションがあります。ちょうどブラウンからイエロー系が注目されていた時期でもあり、オーカーの美しい土の色のようなバリエーションが、2006年春夏トレンドカラー情報のパレットに展開されました。2006年春夏の実シーズンには、ゴールドも含めたブロンドカラーがトレンドになりました。
このところのカラー傾向は、明るい色合いが中心になってきています。東京で開催される「インターカラー会議」でも、その傾向が続くのか、また大きく転換するのか、注目されます。また日本の印象が何らかの形で影響したカラーが登場するとおもしろいですね。
【取材協力】
・財団法人日本ファッション協会 流行色情報センター(JAFCA)
2011年秋冬インターカラーの色選定会議が、初めて日本で開催されます。インターカラーの色選定会議は非公開ですが、各国代表が行うワークショップは、シンポジウムとして公開されます、2年後のトレンドカラー情報を先取りする貴重な機会です!
「インターカラー in Japan 2009」
記念シンポジウム
日時:2009年11月30日(月) 10:20~13:00(10:00 開場)
会場:国立新美術館 3F講堂(東京都港区六本木7‐22-2)
テーマ:大きな流行を生む小さなもの
-Micro trends to give influences to fashion-
「カラーコーディネート」サイトでは、引き続き「インターカラー in Japan 2009」に関する情報をお届けする予定です。お楽しみに!
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