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Page2:色のイメージとコミュニケーション
5月病のイメージはどんな色?
「五月病のイメージはどんな色?」心のスランプ状態を色に例えてみました。 |
2006年5月、あなたの一票「5月病のイメージはどんな色?」を実施しました。
5月病とは、4月に入った大学新入生や新人社員などが、1ヶ月を経た5月頃になって、新しい環境に対して不適応をおこす症状のことをいいます。新しい環境の変化についていけず、知らず知らずのうちに自分の殻の中に閉じこもりがちになる“心のスランプ状態”のことを言います。
そんな心のスランプ状態を色に例えると、アンケート結果は、次のようになりました。
1位 さえない、ぼんやりとした色(57%)
例:オリーブベージュ(グレイッシュトーン)
2位 憂鬱なブルー(23%)
例:ナイトブルー(ダークトーン)
3位 ふわふわとした軽い色(13%)
例:ベビーブルー(ペールトーン)
4位 重い心を象徴する黒(7%)
例:墨色(無彩色)
色のイメージは、心身の状態と関連性があると考えられています。色といっても、赤、青といった色相だけでなく、“さえない”、“ぼんやりとした”、“軽い”というように、明るさ(明度)や鮮やかさ(彩度)も、心身の状態を表現する言葉として、上位にランクされています。
色のイメージを上手に使いこなすには、色相(色み)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)という、3つの属性を知ることが早道です。記事「色の基本を身につけよう!色の三属性と色が与えるイメージ」に概要をまとめていますので、ぜひ、ご参考になさってくださいね。