ベージュを基調にした「さし色コーディネート術」
同系色や地味な色、ベーシックカラーによる配色は、オーソドックスで自然な印象を与えますが、どうも無難にまとまりすぎて平凡に感じてしまう。そんなときは、さし色でパッと明るく華のあるコーディネートで大変身!
ベージュを基調にしたコーディネートです。
*左側(奇数番号:1,3,5,7)は、ベーシックな配色。
*右側(偶数番号:2,4,6,8)は 、さし色で全体の色価を高めた配色。
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濃淡「ベージュ」の同系色でまとめた配色。オフィスでも通用するスタイル。
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上着を「濃いブラウン」に、靴を「オレンジがかった明るいブラウン」にしました。濃-淡-濃のリズムを強調してメリハリをつけます。彩度の高い色(色みを多く含んだ色)を使って「さし色効果」を狙うなら、小面積の靴やスカーフの色を鮮やかにする方法が試しやすく、成功率が高くなります。
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トーンの近い、「ベージュ」の上着とジーンズ。シューズは「黒」。
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ジーンズの色をやや暗めにして明暗のコントラストを。シューズは単純な「黒」ではなく、「黒に近いブルー」にして上質感を漂わせて。無彩色を有彩色に差し替える場合、最初は、「黒」は「黒っぽい有彩色」、「白」は「白っぽい有彩色」と似たような明度で、そしてなじみやすい同系色から始めると簡単。
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「オフホワイト」のブラウスと、「ベージュ」のボトム。バッグと靴は「ココア色」。同色に揃えたことと、ちょっと暗めの色にして強弱をつけています。
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バッグと靴の色を、もっと女性的なエレガントな色に変更。色相に変化をつけることに勇気を持つことが「さし色の達人」への第一歩!柔らかい色調はベージュとの相性が良い。バッグと靴を同色にしないで、「オフホワイト-ベージュ」「ローズピンク-ラズベリー」とダブルの濃淡配色にすると、着こなしの幅が広がります。
【関連サイト】
秋のファッションカラー2002
ホワイトのコーディネート術
黒のコーディネート術
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