夏から秋のファッションカラー
色みは3つの方向へ
レトロな赤
精度感のある色表現へ
ミックス感覚でコーディネート
ショップと通行人の色は別?
レトロな赤
赤は、昨年は「鮮やかな赤」、モノクロと対決する「強い赤」だったのですが、今年は「レトロな赤」。昔懐かしいランドセルの赤、三輪車の赤です。しかしこれは商品の色ではなく、思い出の中の赤なのです。当時、実際には安価な赤だったかもしれませんが、心の中で大切にしまわれた記憶の赤は、郷愁という色づけがなされて深みを増し、心の琴線に触れる魅力的な色をしています。軽薄であってはなりません。
精度感のある色表現へ
昨年、「新品だけどユーズド風」「退色したようなあせた色」「この色と一つの色に絞れない色」と説明した、微妙な色群は進化して、さらに精度感のある色表現を見せてくれました!この一年の間、この分野の技術がめざましく進歩したに違いありません。高級ブランドしか扱っていなかったのではないかと思われる非常に難しい色が一般に流通しています。これは驚きをもって歓迎すべき出来事です!
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