黄の配色
黄のイメージと基本的特徴
各分野でどのように使われているのか?
黄のイメージ
黄色といえば○○?あなたならどんな言葉やイメージが思い浮かぶでしょうか?また、どんな気持ちになりますか?
いくつ思い浮かびましたか。たくさん連想できるほど、色の使い方、配色の引出しが多いといえます。
黄色で連想するものは・・・レモン・卵・辛子・信号・ひまわり・ひよこ・学童用品・月・星
黄色で連想する言葉、イメージは・・・明るさ・希望・幸福・軽快・未熟・可愛い・刺激・注意・警戒・酸味
黄の基本的特徴
|
黄色は、最も明度が高く、前方に飛び出て見える色(進出色)で、重さが軽く見える色です。
暖かさや熱さを感じさせる色(暖色)でもあります。陽の印象、興奮感を与えます。
まぶしく刺激の強い色であり、大面積で使うとまぶしく目がチカチカします。鮮やかな黄色より、薄いオレンジに近い梔子色(くちなしいろ)、白に近いクリーム色、暗めのマスタードの方が目に優しいでしょう。
明度が高い色なので、黒などの暗い色と合わせると、遠くから見えやすく(視認性が高く)、読みやすく(可読性が高く)なります。また暗い色と比較して黄色の部分が膨張して面積が大きく見えます。
黄色に黒を混ぜていくと、オリーブ色のようにだんだん黄緑に近い色に見える性質があるため、始めの鮮やかな黄色のイメージのまま暗くするなら、ややオレンジの方にずらすとよいでしょう。
それでは、各分野でどのように使われているのか、黄色の特徴や注意点をみてみましょう。