全世界で爆発的にヒットした、80年代の象徴「フリースタイル」
エアロビクスの人気が急上昇するアメリカにおいて、当時満足のいくシューズはなく、多くの参加者がサイドのサポート不足、クッション性の不足といった機能面に不満を持っていました。そんなとき現れたのが、アッパーに衣料用のガーメントレザー(天然皮革)を初めて採用したエアロビクスシューズ「フリースタイル」。驚愕的な機能性ゆえに瞬く間に愛用者を増やし、その人気はエアロビクススタジオからストリートへと飛び火しました。
当時タイアップ契約を結んでいた女優のシビル・シェパードが、1985年のエミー賞授賞式の際、鮮やかなオレンジのフリースタイルを履いて話題を呼んだことや、NYのOLの通勤靴としても支持されたことなどをきっかけに「普段も履ける靴」として、フリースタイルはアメリカのみならず全世界で大ブレイク!
誕生25周年を迎えた2007年には、NYで「Anniversary Freestyle Collection(フリースタイル 25周年記念コレクション)」を発表。2009年7月にリリースされたコラボライン「Reebok×MILK FED(リーボック・ミルクフェド)」や、2009年9月の「Reebok×Hello Kity(リーボック・ハローキティ)」のシューズは、フリースタイルをベースにデザインが施されています。
現在リーボックが世界有数のスポーツブランドとなったその立役者のひとつが、80年代を象徴するこのフリースタイル! その人気は今もさらに加速中です。
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