株式戦略マル秘レポート/藤村哲也の「次のお宝株を探せ!」

ユニクロ第一の成長期は53倍。第二ステージ突入か?

現在、世の中は自民党政権から民主党政権への移行中で、次の相場の柱が見えにくい状況にあります。まさに時代が変わろうとしていますので過渡期として致し方ない時期でしょう。しかし、次の新しい時代は着実に迫ってきております。時代の変わり目はビッグチャンスがあるので、次の時代に活躍する企業に今のうちに投資しておけば、大きな成果を得られましょう。次の時代のキーワードは何でしょうか?

藤村 哲也

執筆者:藤村 哲也

株式ガイド

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現在、世の中は自民党政権から民主党政権への移行中で、次の相場の柱が見えにくい状況にあります。まさに時代が変わろうとしていますので過渡期として致し方ない時期でしょう。しかし、次の新しい時代は着実に迫ってきております。時代の変わり目はビッグチャンスがあるので、次の時代に活躍する企業に今のうちに投資しておけば、大きな成果を得られましょう。次の時代のキーワードは何でしょうか?その一つとして挙げられるのが”アジア”ではないでしょうか?

ユニクロを擁するファーストリテイリング(9983)は、この不況の中で数少ない勝ち組企業としてまたまた脚光を浴びています。先日発表された9月の月次売上高も前年比41%増と不況の真っ只中、一人気を吐いています。

「ヒートテック」や「ブラトップ」「ネオレザー」のように、ユニクロは安くてよいものを次々と生み出す点が最大の魅力ですが、今でこそ勝ち組常連のユニクロもたった10年前はまだ知名度は低かったのです。ユニクロが大きく変わっていった契機の1つが、10年前の原宿出店。これ以降のユニクロの国内での攻勢はすさまじく、株価は1998年の安値が1050円だったのが、2000年5月には56000円と、2年足らずで53倍に駆け上がったのです。

国内での地位を不動のものとしたユニクロですが、いまや世界のユニクロを目指し、中国や韓国に続々と出店攻勢をかけています。これらアジア各国における発展余地は非常に大きいといえ、ユニクロが第二の成長ステージに入った可能性は高いのではないでしょうか?

実際に中国や韓国を含む日本を除くアジア地域の店舗数は1年前の2008年8月には39店舗に過ぎませんでしたが、2009年5月には62店舗、8月末には75店舗と出店を加速しております。この1年で店舗数は倍増です。数年以内に「アジア地域で圧倒的なNO1になる」ことを目標に、中国、韓国は今後早期に100店舗体制を築く予定。シンガポールやインドネシアなどほかのアジア地域でも100店舗にする予定だそうです。まさに今のうちに買っておけば、時代の変わり目のビッグチャンスとなりうるのではないでしょうか。
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